其処にロマンはありました。(ぇ
まず、声優の起用は総合的に見て正解だったと思います。…いや、なんとなく。
日高のり子とか凄い良かったですよ。
次に、アルバムに着いていたハンカチに記されていた数字の暗号は以下の通りです。
(左上)
あなたの たびは まだ これから です
(右上)
うれしい ことも かなしい ことも
たくさん ある でしょう
(左下)
この はんかちが わたしの かわりに
あなたと ともに あります
(右下)
さぁ… なみだを ふいて──
(中央)
しあわせに おなりなさい
でした。母からの《伝言》。
さて…聴き終えた後のこの異様な満足感はなんでしょう…。震えが止まりません。
何故なのか。
それは多分、Romanはループだからです。
最後の『11文字の伝言』は、最後途中でブチっと切れるような終り方なんですが、どっこい、『朝と夜の物語』にそのまま繋がる様になっているんですね。
鳥肌…領主様に見事にやられました。
道理で1曲目にしては終りみたいな始まり方だなぁと思った訳だ…。
更に言いますと、
『11文字の伝言』の最後、深見さんの語り部分、
生まれて来る意味 死んで行く意味
君が生きている現在 11文字の《伝言》
幻想物語『第五の地平線』
この語り、1曲目の『朝と夜の物語』と全く同じ語りな訳ですよ。
最初の歌で男性に語らせ、
最後の歌で女性に語らせる。
そんな領主様に見事してやられた、
と言う感じ。
これだからサンホラはたまらない。
素敵な物語(ロマン)を有難う領主様。
一生着いて行きます。
…明明後日からラルクのライブだと言うのに、
サンホラ熱が下がらないよママン…orz
●天使の彫像●
じまんぐ猊下のボーカル曲です。
もう一人の「Laurant」の歌。
彼は戦乱の最中に失われ平和と共に姿を現したとされる天才彫刻家。
『君の手が今掴んでいるであろう その《宝石》はとても壊れ易い その手を離してはならない 例え何が襲おうとも……』と言う歌詞が「緋色の風車」を連想させます。
リードボーカル:じまんぐ
語り:深見梨加
ボイス:ゆかな・能登麻美子
●美しきもの●
凄い綺麗な歌です。
リードボーカルの声と合ってます。
ハーモニカのスパイスが良く効いてます。
病により逝ってしまった妹と見守る姉のお話。
リードボーカル:YUUKI
語り:皆口裕子
ボイス:能登麻美子
●歓びと哀しみの葡萄酒●
ちょ…これはもしや…。
お前、今なんつった?
『残念だったね』
とか言っちゃってません?
『優しい祖父の使用人』や『虚飾の婚礼』というフレーズが「エルの天秤」を連想させます。
てかこれは伯爵の娘の話しでしょう…。
リードボーカル:REMI
語り:飛田展男
ボイス:じまんぐ・能登麻美子
領主様が『集大成』と言うだけあり、凄い事になってますよRoman。
まさに集大成、これって全ての物語と関連ありませんか?そう思うのは私だけ…?
以下、歌のレビューです。
隠しトラックなどは除き、普通に
曲のレビューとなってます。
●朝と夜の物語●
最初の歌。この旋律は『少年は剣を…』のピアノトラックにあった旋律です。
掴みはオッケー。
これ以上ない掴みっぷりです(何
物の見事に掴まれましたよ…。
アップテンポなのにサビの旋律が凄い切ない。
『Roman…(Laurant)』の被せが最高。
(被せはRomanじゃなくてLauranって言ってるよね!?)
『さぁ…いっておいで…』by:緑川光(ぇ
この後、ウィ・ムッシュって聴こえる私は何…
リードボーカル:Hiver Laurant(多分あの御仁)
語り:大塚明夫・じまんぐ
セリフ:緑川光
ボイス:Ike Nelson・田村ゆかり・能登麻美子
● 焔 ●
アップテンポを唄うRIKKIさんも良いですね。素敵です。
『双児の人形』と言う歌詞が「呪われし宝石」を連想させ、『歴史が書を創るのか 書が歴史を創るのか』の歌詞が「Chronicle 2nd」を連想させます。
リードボーカル:RIKKI
語り:若本規夫
ボイス:田村ゆかり
楽器隊のメンバーおおよそ70名て…。
確実に段々規模がデカくなってますね(笑)
新たなヴォーカリストに井上あずみさん。
これは期待してしまいます。
(ラピュタの「君をのせて」の人)
そして参加ナレーター。
大塚明夫、緑川光、田村ゆかり、
能登麻美子、Ike Nelson、若本規夫、
飛田展男、Sublime、保志総一朗、
深見梨加、ゆかな、皆口裕子、日高のり子
…なんですかこの豪華なアニメは(違)
…少しだけ不安です…。
だがしかし!大塚さん、若本さん
じまんぐ倪下の共演があったらば、
悶えまくり床ローリングしまくりは
必至と言えよう…ビバ親父声。
しかし、個人的に約2名、演技に
不安がある声優がおりますな…。
1人はファンが濃いのでスルーしますが、
1人はあの、自分の抜け毛でウィッグを
作ろうとした過去がある方です。
…大丈夫なのでしょうか…サンホラの
世界観に合うのか、もっそい不安。
今更ですが、感想など。
まず、オリコン9位おめでとうございます。…何か妙な気分ですが、嬉しい事に変わりはないです。
さて、メインボーカルがあらまりさんから、領主様の秘蔵っ子衆(ぇ)に変わりましたが、これについては賛否両論あるみたいですね。
でも全然問題なかったと思うけどなぁ。
あらまりさんはあらまりさん、彼女達は彼女達だから、領主様もそこはキチンとしてますね。
見事に彼女達の歌になってました。
特にRIKKIさんに関しては、曲調とか凄いRIKKIさんに合ってた。
終端の王と~の大塚さんのナレーションも、アニメ臭いなど賛否両論ありますが、そこはRevoさんが大塚さんが良いと思ったから起用したのでしょうし、より「物語色」が高くなってて、個人的には良かったと思います。
で、「少年は剣を…」の世界って、Chronicleの世界なんですかね?
少年が私の中ではアルヴァレスなんですが…。
緋色の風車の少年がアルヴァレス、彼女がシャルロッテに思えて仕方ない。
ジャケットにも白鴉と白馬の絵が描いてありますし…黒い本を抱く女性がどう見てもクロニカ様。
て事は5th story CDはChronicleの世界を引き継ぐのでしょうか?
「少年は剣を…」はRoman