村の火刑台へと連れられるテレーゼ。
処刑人は高らかに叫ぶ。
「信仰には恩寵を!異端には…業を以て報いねばならん!さぁ諸君!魔女を以て鉄槌を!」
「鉄槌を──!」
一度は冬に抱かれた愛しい我が子。
生きて春の陽射しの中で、ただ笑って欲しいと願った母の想いも今や、戯れに奪われてしまった。
観よ!この喜劇を!
ならば私は世界を呪う本物の《魔女》に…!
そして高らかに笑いながら、テレーゼは炎に身を焼かれるのだった。
そして、【第七の喜劇】は繰り返され続けるだろう…。
【締】
やっぱり読み解くのは無理があります。
いい所の情報がすっぽ抜けていて、さすがです陛下。
しかしメルが人形説は、否定する決定打がこれと言ってないです。
テレーゼが魔女として処刑されたのち、ペストが大流行するのでしょうか。
それが「世界を呪う」事に繋がったり…。
それともペスト大流行で魔女狩り→テレーゼ処刑なのでしょうか。
処刑人の台詞から、後者の可能性が高そうですがね。
もし前者なら、テレーゼが捕まった理由がいまいちわかりません。
侯妃の娘を助けられなかったからだとしたなら、メルの成長具合から随分時間が経過してる気がしますし。
…やっぱり色々情報が足りませんね。
シークレットトラック。
井戸で揺らめく水音(静寂)→
馬の嘶き、走音(侯妃来訪)→
何かが水に落ちる音(メル落下)→
ネズミ(ペスト大流行)→
ざわめき、悲鳴(苦しむ人々)→
土を掘る音(埋葬)。
こんな感じですが、するとやっぱりテレーゼ処刑のあとネズミになるな…。
考えれば考えるほどわからなくなりますね。
もう7th聴かないとわかりません!
てな事で、7thをwktkしながら待つ!
さて、謎にまみれた曲者な曲です。
開幕、深見さんです。
「何故です?何故この子を方伯家の世継ぎとして認めてくださらないのです?」
「その話なら終わったはずだ」
「妾腹だから?いえ、この子の体が不自由―─」
「くどいぞ!アンネリーゼ」
「あぁ…ごめんなさい。全部母が、あなたをそんな風に生んだこの母が悪──」
「くどいと言っている!」
「あぁっ…」
「…アンネリーゼ。あなたの気持ちは痛いほどわかる。それでも私は…あなたを、許さない」
大川さんの声が無駄にカッコイイw
この曲はテレーゼの物語です。
光を知らない坊や(メル)。
視力というその概念自体解らなかった、との事なので先天性ですね。
背中に抱きつき、「おかあさん(ヌッティ)。ひかり、あったかいね」と無邪気に笑った。
幼子メルのボーカロイドβ、半端ねぇわ…。
さて、ここで視力という概念自体を知らないメルの言う「ひかり」とは何か。
童話で「光だと思っていたのは誤りで、その温もりの名は愛だと後に知った」とありますが、まだ明確には結びつけられません…。
そして幼子メルの声はボーカロイドです。
人形エリーゼの声と歌は、初音ミクです。
人形には人形の声を使うと言う拘りが今回はあるらしいので、幼子メルの声がボーカロイドであると言う事は、つまりメルもエリーゼと同じく、最初は人形だったと言う事なのでしょうか?
戻って。
テレーゼの謝罪。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
アナタを産んだのは、私です、私です、罪深い《私》です……。
これは難しい…。
ボーカロイドのくだりがあるからなぁ…。
テレーゼは産んだ事よりも、自分に対して罪深いと言っています。
罪ありきの出産と言うことか。
そして続く大塚さんのナレーション。
「母にして姉であり、断罪者にして贖罪者であった、テレーゼ・フォン・ルードヴィングの知られざる物語……」
母にして姉。
この表現が多くのローラン達を悩ませています。
産んだ事が罪深く、母にして姉と言う事から、多くのローランが父親との近親相姦を連想しました。私もね。
しかし、母にして姉と言う表現は、何も1人に対しての表現とは限らないんですよね。
妹の子供を育てている場合にも、表現的には当てはまる。
でも何かしっくり来ないんですよね…贖罪者って言葉がひっかかって。
戻ります。
このお話は、少年と少女の出逢いと別れのお話です。
少女視点で開幕。
少女の世界は四角い窓から見える景色だけだった。
そんな少女の四角い世界に、ある日現れた少年は、優しく笑った。
この表現から、エリーザベドは屋敷に軟禁状態だと推測できます。
メルツ・フォン・ルードヴィンとエリーザベド・フォン・ウェッティン。
運命は、結ばれる事のない2人を無慈悲なその手で引き合わせたのだった。
さて、ここで表現されている「陰の存在」と「弱き存在」。
曲の後半で「世界から虐げられた者同士が、傷を舐めあっただけの幼い恋だと」と言うくだりが出てくるので、メルとエリーザベドは似た境遇にあったのだと推測できます。
そこで「冷たい土の下に埋められた」のはエリーザベド、「歴史の闇の中に葬られた」のがメルと考えてみます。
メルは盲目である事、お忍びの侯妃が馬を走らせながら抱く幼子は侯女で、死にかけているのがわかります。
前者に当てはまるのが「無明の刻の果て」、後者が「葦毛の馬の背なに」。
今回は3曲目の魔女~が曲者で、
・MIKIさんが演じる女
・深見さんが演じる女
・みゆきちが演じる女
3人の女キャラが登場します。
MIKI嬢がテレーゼ、深見さんがアンネリーゼ、みゆきちが侯妃となります。
みゆきち演じる侯妃には娘がいます。
対してアンネリーゼは方伯の妾腹であり、方伯との間に体が不自由な子供がいるらしい。
必死に世継ぎとするよう方伯に迫っている事から、子供は男児の可能性が高い。
作中、男児はメルしか登場しません。
…じゃあテレーゼは?
魔女~でテレーゼは、アンネリーゼに対して「気持ちはわかるが許せない」と断罪します。
アンネリーゼは何をしたのか。
恐らく正妻(侯妃)が産んだ娘を埋めたのではないでしょうか。
アンネリーゼが男を急がせ、穴を掘らせている描写があります。
この子がいなければ、自分の子が世継ぎとして認められる、と言う気持ちから。
そしてその直後、みゆきち演じる侯妃が死にかけの子供を抱き、馬を走らせる描写が挿入されます。
するとやはりテレーゼの立ち位置は?
彼女は自らを「贖罪者」としています。
彼女の犯した罪とは?
何度考えても、ここにすんなり入る答えが見つかりません。
さて、話を戻して鳥籠です。
屋敷から出して貰えないエリーザベド、彼女は友達を欲していた。
でもそれがどんな物かは知りません。
森を散策する3兄弟。
次男がヒャッホーイする中、三男が転ぶ。
三男、ロイかルイって呼ばれた?
笑う次男だが、長男は優しく駆け寄る。
次男が井戸のそばに何か落ちているのを発見。
泣く弟の心配よりも好奇心を優先させる次男に呆れる長男。
…なんか可愛いんですけどー。
この曲は、タイトルの通り、ある出来事が童話として語られています。
個人的にメル=貞男(メルヒェン)だと思っていますので、かつて自分達の身に何が起きたのかを、エリーゼに客観的に語っている曲なのではないかと思います。
森を歩く少年と少女。
ドレスを纏う少女の足元を気にかける少年。
少女は初めて見る森の、外の広さに胸を躍らせている。
そんな少女にとっておきの場所を見せたい少年。
手を取り合い、キャッキャウフフと走り出す。
開幕──。
少年の叫び声が響く。
落下する少年の目には、丸い夜空、揺らめく月夜が映る。
神の名を呪いながら、奈落へ。
少年の初めての友達は、碧い瞳の可愛い少女だった。
別れの切なさが、恋だったのだと知らぬまま。
ママ、海にナマズがいる!
…ではないよ。
花に水を遣るように、罪には罰が要る。
やがて《迎宵》(グーテンアーベント)
疾しる《第七の物語》(ズィーベント・メルヒェン)
摂理(かみ)に背を向けて──。
少年は母の目の前で、奈落に堕ちて行く…。
《童話は何刻だって 墓場から始まるものさ》
愛らしい人形を手に、現れた青年。
貞男とエリーゼの掛け合いです。
この村には誰も居ない。
それは昔、みんな死んでしまったから。
何故村人はみんな死んでしまったのか。
それは黒き死の病(ペスト)のせい。
何故その森の村に母子はいたのか。
それは或のイドが呼んだから。
何故イドは何の為に人を呼ぶのか。
それこそが奴の本能だから。
「墓穴を必死に掘ってもキリがない」
「それはまるで土塊と死体のミルフィーユ」
墓穴を掘っても掘っても死体が増えるばかり。
やがて1つの穴に幾つもの死体を入れるようになり、それはさながらミルフィーユの様だ、と言う事ですね。
生命の目的は《生きる事》と《増える事》。
しかし《殺せ》と《侵せ》とイドは唄う。
歌詞カードはここで、井戸の絵から殺せ、侵せの文字が出てくる表現になっています。
つまり、発生源は井戸であると言う事。
井戸=水=なくてはならない=飲んだらあぼん。
まるで井戸に殺されているかの様。
「紹介で死んだ男」
もう奈美が普通じゃなく凄いキャラになりつつある件w
・OPトーク。
作家とDから新谷さんが貰った怪奇祝いの人形に、名前を付けようのコーナー宛にメールが来ました。
神谷:「ストレートに"ブタのキバオ"と言う名前で、渾名はきばっと。もしくは新谷の好きなスティッチに因んで、きばっち」との事です。
新谷:アレの話ですかね…。
神谷:アレの話ですね。なんかどうやら、さり気なーくスタジオのどこかに置いておくと言う事を習慣にしたいと。
新谷:あのねー…嫌ぁなオーラを感じて、さっきチラッと目の端に入っちゃったんだよね、実は。
神谷:どこにあんの…あっー…。
魔除け人形なのに魔を呼ぶ感じw
もう名前は何でもいいんじゃね?と。
神谷:きばっとでいいと。きばっちでもいいと。
新谷:それはちょっと止めて貰って…。
神谷:「キバッて行くぜ!」みたいな事を言う感じで。じゃあ声は杉田くんに頼もうかな。
新谷:おっと(笑)
あんな危ないビジュアルの声を杉田にさせるなんて、大変な事になるぞw
・きつちりしなさい!
神谷:「瓶入りの錠剤を購入すると、1回3錠と書かれているのですが、瓶の中には50錠とか80錠とか100錠とか3で割り切れない数しか入ってないじゃないか!必ず余る。これは余ったら同じのを買えと言う商法ですか。医薬品メーカー、きっちりしろ!」
神谷:逆に考えてご覧よって事ですよ。例えば100錠だったとするとするでしょ。で3で割り切れる数だと最大で99個じゃないですか。じゃ、1個おまけって考えたらいいんじゃないっすかね。
新谷:(笑)おー!おまけ付き!凄い神谷さん。今日ポジティブやりますか?
15才以下の家族が服用する可能性もあるからなぁ。
余りが気になる人は成人想定用の48錠入りとかを買えば済む話。
・絶望した!○○に絶望した!
懲りずにご当地絶望です。
神谷:「絶望した!TVで静岡が映る時、お茶畑ばかり映していて絶望した!いくら名産だからって、静岡県がお茶畑出埋めつくされていると言う誤解が生まれるじゃないですか!」…えっ?
新谷:埋め尽くされてるよね?
神谷:そうじゃないの?お茶畑、でしょ?ほとんど。
そしてもう1通静岡。
神谷:「絶望した!静岡出身と言うと、"サッカー得意なんでしょ?"と言われる事に絶望した!」…やっぱそうだよね(笑)