いつの間に出てたんでしょうかね。
犬はビブロスが倒産したのであんまし期待はしてなかったんですが、思ったより早く出たんですね。
…それより飼育係は…?(ぁ
と言うか、本仁戻は唯一新刊が出たら買い続けている、ガチガチのBL作家です。
何がイイって、絵と話。
ありがちで直視できないBL描写じゃない辺りが気に入ってます。
セリフ回しも秀逸だし、情緒がある。
犬やエンエンみたいなギャグな話も好きですが、本仁から抜けられない最大の要因は、猫です。
あれは傑作なんじゃないだろうか。
完璧なまでの情緒に酔う。BLだとかエロだとか、そう言う次元ではもうない。
4巻でもう、一生ついて行くと決めた。
近年、絵のタッチが変わり何か賛否両論でしたが、中身は変わってないので問題ないですよね。
絵のタッチも、川原泉ほど変わった訳ではないし(ぁ
そんな訳で、今更ですが感想ー。
〇犬・2巻〇
前巻が気になる所で終わってたんで、2巻の頭から唐突でお茶吹いた。
「お前はセフレじゃねえ。
セフレの本命だ!」
ミキティ…腹がよじれるヨ。
テルもミキティも本命がわけわからない理論を振りかざす人間なもんで、大変だなー。
「ミキ…あのメガネ女の顔、夜店で買ったお面なんだろう……?」
ひとしきり笑った。
ショタなテル姉…登場させないで良いですモトニン。
テルとミキティの関係というか距離感の絶妙さが良いですね。
とりあえず、テルが鬼島にヤラれる前にヤッてしまえミキティ。飼い主だろう。
〇猫・5巻〇
総じて早乙女のおじ様祭です。
鶯と早乙女伯爵の過去。
猫パパと早乙女伯爵の過去。
お腹イッパイです。
猫パパのなんと堅い事か…こんなに熱い人だとは思いませんでした。
それにしても早乙女伯爵…猫に鶯に猫パパ…やりたい放題だなアンタ。ポジョンが美味し過ぎる。
「蜂王子刑事のあの顔は、
僕じゃない者に恋した顔──!!」
「先生じゃないのは確かですね…」
「またっ……まただ!!くやし──ィッ。
なぜ僕じゃいかんのだ……!!」
「男だからじゃないですか?」
「…男?男だと何故いかんのだ?」
「判らないのは先生と先生の周りの
変態な方々だけでしょうね」
虎人くん…その中に君も片足を突っ込んでいると判っていての発言なのだろうか?
相変わらず虎人くんは素敵すぎる。
「蜂王子刑事の憧れの紳士が、
地位と権力を笠に着て脅しているんです。
ウチの格下のバカ殿を」
「先生、立派でした。
非を指摘されて素直に謝った…。
明日はきっと地球が滅びます…」
もう君にメロメロ。
にしても英隆は実にノリノリである。
英隆マジック、恐るべしッ。
蜂王子刑事はカメ野郎。
もうカメ野郎すぎて愛しいわ。
5巻はまさに
早乙女伯爵大ハッスル。ポロリもあるよ!
そんなノリ。
今回は硝子蝙蝠は影も形も登場しない…嗚呼…蝙蝠…(´・ω・`)
今回も猫さんは可愛いと言うことで。
個人的には鶯とイチャイチャしていて虎人くんに言葉責めされている猫さんが大好きだ。