日本史嫌い、または苦手な人が回りに多いです。興味ないからーとか、歴史は暗記でしょ?とか言ってる人を見ると悲しくなるくらい、私は日本史スキーです。
特に「歴史は暗記」発言。これは学校が悪いとしか思えない。
「ここはテストに出るから覚えろ」と言われて、日本史を楽しめるとは思えない…。
1156年、保元の乱。
崇徳上皇と後白河天皇が対立した事によって起こった乱ですが、それぞれに付いた、ある兄弟が居た訳ですよ。
崇徳上皇には藤原頼長が、後白河天皇には藤原忠通が。この兄弟、かつては弟・頼長が兄・忠通の養子にまでなった間柄です。
何があったのか…その辺りの背景などを考えると、「歴史は暗記」だなどとは思えません。
日本史が本当に面白いのは「学校では習わない」部分にあります。
勝者によって改竄された歴史なんか面白いはずがないんですよね。それを学校で習うんですから、まぁ暗記と言われても仕方ないのかな、とも思いますが。
そんな話を、同じ日本史スキーの腐女子Sちゃんとしていた訳ですよ。
彼女はどうやら大河の風林火山を見ているらしく、Gackt演じる謙信にハァハァしているらしい。
謙信は未だに女説が強いので、お綺麗なGacktさんにはピッタリなんじゃないでしょうかね。
…見ようと思ってたのにまだ1回も見てないけどさ…。
上杉謙信と言えば、個人的には高坂弾正なんですよね…一般的には直江兼続ですが。
だから謙信は男であって欲しい。
男色ワッショイ。
結婚せず、子を残さなかったのはアレだ!
イズナ呪術。確か女犯禁止だったはずだから、自ら信じる宗教の為に…だと私は信じている。
高坂弾正は武田信玄から「浮気してごめんねッ」という手紙を貰った美しき智将です。
この時代、院政期~戦国期の武将は男色。
前田利家も信長の小姓上がりだし、武田信玄はいわずもがな。
足利尊氏と弟・直義もそうですし。
多分、源頼朝も後白河帝の相手をした可能性が高い。受領層である源氏の棟梁だった訳だし。
平重盛とその息子・資盛も後白河帝の愛人だったと言われている。
…つーか親子でかよ…orz
凄い暴れ馬だな後白河帝。
重盛で思い出しましたが、清盛の父も白河帝に体を差し出して平家興隆のきっかけを作った。
院政期における武家の台頭は男色に支えられていると言っても過言ではない、と。
豊臣秀吉ぐらいじゃないですか?女一筋だったのって。そのせいで逆に変態扱いされていたらしいけども。
中世において稚児、小姓は男色の対象、養子とは男同士の結婚の形なんだとか。
系図などでやたら「養子」の記述が多いのは、こう言う理由もあるんですねー。
まさに
「歴史は(男色により)夜作られる」
…上手い事言う人がいるものだw
どうでも良いですが「やおい」の起源は意外と古いんですよね。
「安寿と厨子王」がやおいらしい。
…あれ?
日本史の話をしていたはずなんですが…いつの間にか腐女子語りになっていた。ミステリー。