大統領暗殺の真相を、8人の目撃者、8つの異なる視点で追ったサスペンス・アクション。
1つの事件を異なる8人の視点から何度も映すことで、少しずつその全容を明らかにしていく。ある視点では解決しなかった疑問が、他の視点から見ることで解決する。その中で観客は“9人目の視点”として作品を観る事になる。
番宣で気になって見たかった作品でしたが、なかなか行けなかった。
ようやく昨夜レイトショーで観てきました。
面白かったです。
一人の視点が終わると、テープを巻き戻す感じで次の人物の視点に切り替わる。
従って同じシーンを何度も見る事になるので、作業的なものが苦手な人には向かないかも。
8人全ての視点を見た後、物語は佳境に進む訳ですが、カーチェイスに噴いたw
なにあのスーパードラテク…トーマス凄すぎる。
シークレットサービスって、超ド級のドラテクも必要なんですね( ´ー`)oO
そして無駄に格好良い米大統領…。
国のトップの理想がここに…。
肝心のトーマスを完全に出し抜けなかった時点で、テロリスト側は負けていた訳か。
TVクルーに仲間を潜ませていたなら、もっと完璧に偽装すべきかと。
カメラに仲間が撮られていたとか、うっかりにも程がある。
結果的にテロリストの凶行に歯止めをかけたのは、少女だったと。
昨今、無駄に長い映画が多い中、約90分という比較的短くまとめたこの作品は、無駄を省いた良作かと。