とかは出来ません(ぇ
なので軽く感想なんかを。
・争いの系譜
ライラとシャイタンが出会う迄のお話。
冒頭の深見さんの語り部分にある『焔の悪魔』は陛下…失礼、シャイタンの事であるので、蒼氷の石で封じられている事がわかります。
しかし封じた際に用いた秘石の行方は、杳として知れない。
そしてレコンキスタが始まる。
「ラミレス将軍に続けぇ!」
てな事で、キリスト教国がイベリア半島に侵攻。
聖書のアダムとイヴの話しと、
カインとアベルの話から始まります。
前者はカインとアベルの話を出すためだけに入った一文かと。
カインとアベルは人類初の殺人です。即ち『争いの系譜』にかかるのだと思います。
「父と母を両皿に乗せて傾かざる少女の天秤」
まず、この時点ではまだ少女の両親は存命だと思ってます。
レコンキスタにより、両親の信仰する宗教が異なる少女の家では、いさかいの絶えない毎日が続いていた。
そんな家に居るのが苦痛になった少女は、靴も履かずに家を飛び出す。
「家にはもう居たくない。
此処ではない何処かへ」
そして
「彼女は疾り月夜に散った」
と言う描写で、少女は討たれてしまった事が推測できます。
討たれと言う事は、少女はイスラム教を信仰していたのでしょうか?
直後、牢獄で少女は緋い瞳の男に出会う。
この時点で、シャイタンは「奪われし焔を取り戻し」ているらしいので、少女はシャイタン解放の鍵を握っていたのでしょうか?
それともやはり少女が討たれ場所である石畳、がキーポイントなのだろうか…。
そして少女は「残酷な永遠」を受け入れ、シャイタンと共に生きる道を選ぶ。
『争いの系譜』はレコンキスタの触りを語った感じになってます。
曲の終わりがそのまま石畳の緋き悪魔に繋がるので、2部構成色が強いですね。