仕事上がりに直行。
指揮・金聖響
演奏・大阪センチュリー交響楽団
大阪センチュリー交響楽団の演奏を聴くのは初めてだったりします。
国内のプロオケでは実力者達が集まっていると聞いた事がありますが。
どうしてもイメージは
大阪フィル>大阪センチュリーな感じ…。
さてさて。
会場についたらば、やはり女性が多い。
老若問わずにとにかく女性が…。
会場に入る前に姉と落ち合い食事を済ませる事に。払いはもちろん姉の彼氏(ぁ
席は7列目。
前列過ぎて見にくかったのは内緒…(ぁ
まずは「コシ・ファン・トゥッテ」の序曲。
「女は皆こうしたもの」と言う意味を持つこの歌劇ですが、内容は女性の貞操をめぐって行われる賭け。
そんな悪趣味なイメージとは裏腹に、モーツァルトは軽やかに描いています。
フルートが耳に残るんですよねぇ。
素敵なオープニングです。
続いて
「交響曲第40番 ト短調 K.550 第1楽章」。
モルト・アレグロをしっとりと聴かせてくれました。
続いて
「セレナード第13番 ト長調 K.525 アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。
冒頭の主題はあまりに有名なので、知らない人はまず居ないかと。
第一楽章から第四楽章まで途切れる事のないうまい構成な楽曲。
ここで初めてコンマスが気になって釘付けになった(笑)
…ある意味カッコイイわ(笑)
それまではずっと聖響とコンバスを見てた。
聖響の腰の回転と息遣いが好き(笑)
前列だから息遣いが聴こえてきたのよ…。
ナハトムが終わって休憩。前の席に座っていた女性が帰って来なかったのが印象的(ぁ
休憩明けは
「交響曲第41番 ハ長調 K.551 ジュピター」。
モーツァルトが生涯の最期に書き上げた交響曲です。生涯最期なのに、生涯最初の交響曲のテーマが終章に使われているのは面白いですね。
さて、ジュピターの第二楽章から寝てしまう人が続出でした(笑)
前の席に座っていた若い女の子は寝ていた…。
右を見たらオッサンが寝ていた…左を見たら姉が寝ていた…お前らなぁ。
やったれや聖響!
第四楽章のティンパニの音でみんな起きた(笑)
私思わずニヤリ(ぁ
この曲の第四楽章が最期となるので、ブラヴォー!!な出来だった。
てか前列のオバチャンは実際言ってた。ちょっと引いた(笑)
総合的に見て、大阪センチュリーは悪くない。好きかも知れない。音が若々しくて。
だが金聖響はちょっとテンポ速いんじゃないか…?一度スローで聴いてみたいですね。スローだと誤魔化し効かないからさ。
いや、非常に楽しかったです。大阪センチュリーの定期公演を見てみたいと思いました。
Re:そう言えば