いわゆる総集編ですか。
それにしてもOP曲が替わる替わると言ってなかなか替わりませんねー。
グレイスは自らの故郷が消えて行くと言うのに、高笑い。彼女にとっては文明が失われた故郷よりも、夢の始まりの方が大事なのだ。
そんなグレイスと精神で会話をする老人、青年、少女は何者なのだろう。
グレイスと身体を共有している様だが。
フロンティアに帰還したランカは、病院にて検査を受けていた。ランカは誰にも会えない中、連日続く検査に辟易していた。
女医によると、ランカを病院に隔離し、精密検査を受けさせているのは政府の指示だとか。
病院にはアルトもおり、久々の知り合いを目にして喜ぶランカ。
はしゃぎすぎて丈の短い検査服のままアルトに抱きつき、恥ずかしい思いをする。
それを宙域から眺め、呆れるブレラ。てかどんだけ千里眼なんだよw
そしてレオン杉田。
彼が大統領に報告する、バジュラに襲われたフロンティアの損失は凄まじい物だった。
しかしバジュラの勢力図を目にした大統領は、これが真実ならばフロンティアの損失は些末なものだと言う。
一方グレイス。
シェリルがフロンティアにツアーで訪れた事自体、計画の一旦だった模様。
先行する18ヶ月の調査により、作戦対象として第25船団、マクロスフロンティアが選定され、ツアーの最終公演となるようスケジューリングされたとか。
中年:呑気なものだな。我々がバジュラをこの船団に誘導して来たとも知らずに。
斯くして、バジュラ対フロンティアの戦端は拓かれた。
現時点の「作戦」の達成率は72%。
誤差の内訳と主原因を求める老人と中年。
一つ、SMSの軍事力を見誤った事。
一つ、試作戦闘機YF24をLAIが独自に発展開発させたVF25の性能情報が、低く見積もられていた事。
そして最大の誤差は、ランカ・リーが初期段階で才能の片鱗を見せ始めた事。
シェリルの歌声に混じり聴こえてきたランカの声から、プロトコルが検出された時には驚いたらしい。
ランカの存在がQ1と確定された段階で、作戦は大幅な修正を図られる事となった。
体調がなかなか回復しないシェリルに、グレイスは治るまで仕事はすべてキャンセルすると告げる。
シェリルはランカの人気がますます上がっていると聞き、なんとなく不安を覚えるのだった。
グレイス:切り捨てたはずなのに、生きて帰って来るんですもの。
グレイス:プロジェクト・フェアリーは失敗と判断。フェアリー9は廃棄。
新たな作戦の中心はランカにシフトされる模様。
病室でシェリルの血と何かを入れ替えていたグレイス。
まぁしかし、シェリルは蘇るのでしょうな、どうせ。
大統領が今回の件に噛んでいないなら、首席補佐官のレオンが臭いと踏むオズマとキャシー。
こちらは堅実に近づいて行ってますな。
ランカの監視を続けていたレオンは、ランカが「当たり」だった事にほくそ笑む。
そんな中、アルトとランカがシェリルの見舞いに訪れた。3人で病室を出る。
はーい、コテコテの三角関係の始まりですよー。
シェリル→アルト←ランカ
で、歌姫2人の会話と歌のバトルが展開する訳ですが、アルトがテンパッてて笑えたw
歌いながらアルトに迫るシェリル、それを見てランカも歌いながらアルトに迫るとかwこのシーン笑う所だろw
病院内の視線が一気に3人に集まる。
しかし突然咳き込むシェリル。何したんだグレイス…。
そこに現れる、大統領府の人間。ランカを迎えに来たとか。
そしてアルトにも呼び出しがかかる。
アルトはSMSのオーナーに呼び出された。
レオン杉田に面会するランカ。政府がランカの為にプロジェクトチームを作ったらしい。
理由は、ランカの歌がバジュラに対して切り札になるかも知れないからだと言うレオン杉田。
プロジェクトのリーダーはグレイス。そして以後、ランカの護衛を務める事になったのはブレラ。
SMSのオーナー、ビルラーと面会するアルト。
今回のEDの演出も秀逸。
中年:リチャード・ビルラー。あの少年を取り込もうとしているのか?
少女:意味不明よ。可愛い顔してるけどただのパイロットでしょ?
グレイス:でも、事態の推移に深く関わって来たし、これからも関わってくるでしょうね。
青年:居るよね、時々。時代に魅入られた様な人間って。
少女:これで舞台も役者も揃ったみたいね。
老人:これが真の始まりだ。
グレイス:プロトカルチャー50万年の歴史でさえ、成し得なかった夢への。
なるほど。
今回は総集編と複線が回収された回でした。グレイスの目的が垣間見えて面白かったです。
まだレオン杉田の謎は謎のまま残りましたが、それはまだ先で良いですね。
次回「ランカ・アタック」
ミンメイアタック…。