彩雲国の新刊読みました。まず、表紙。
…手前の人、誰よ?
楸瑛だと気付くのに時間がかかったw
上の三人は左からタンタン・秀麗・珠翠。
Σ( ̄□ ̄;)タ、タンタン!?
…出世したなぁタンタン…(*´Д`)
こんなに早く表紙を飾る事になるとはw
↓こっからネタバレ↓
前巻の「青藍~」を読み終えて、邵可が藍州行けば良いんじゃね?なんて言いましたが、まさか本当に行くとは…。
しかも霄太師から「黒狼」として同行しろと言われた後に、劉輝から直々にお願いされるとかもう…。
と言うかみんなそろそろ気付けよw
まぁ邵可が居ても三つ子は冷徹なまでに私情を挟まない訳ですが、それでも三つ子が邵可にメロメロなのは理解したw
もう邵可どんだけぇ~?って感じだw
何故、邵可は黎深の兄なのかとむくれる三つ子カワユスwそんなに黎深が嫌いかw
そして今回また複数の伏線が張られました。
うー様の発言により、公的にただ一人の直系とされている劉輝の他にも、玉座に座る事が出来る人物が「複数名」いる事が判明。
一人は静蘭として、他にも居るのか…。
そして今回「玉座を望む」と明言した人物に、門下省長官である旺季が居る。
旺家は紫門四家の筆頭な訳なので、充分有り得ると思われる。
こりゃ面白い展開だなぁ。
個人的に清雅や皇毅や晏樹と言う、先王の命により誅滅された名門貴族の生き残りが臭いんですよね。
特に晏樹。出自も含め、怪しすぎ。
そんな謎が多い三人が、こぞって旺季の下に居るのがまた何とも。
で、今回無事に楸瑛をお持ち帰り出来た劉輝ですが、次なる問題にぶち当たる訳です。
藍家から楸瑛を手に入れた劉輝から、次は絳攸が奪われる。
度重なる越権行為諸々による罷免と言う筋書き。密告者は楊修。
楸瑛は静蘭の発破により、自ら貴陽を退いた為、罷免にならずに済んだが、絳攸の場合は正当な糾弾となる。
養い親が黎深だからなーw
しかし侍郎を罷免されてしまっては、玖狼が喜びそうなんですが…。黎深が嫌がった、紅家のお家騒動の渦中の人になりかねない。
黎深自体は紅家当主であるため、尚書職に未練はないでしょうが、絳攸にとっては辛いでしょうね。
ここぞとばかりに玖狼は秀麗との縁談をゴリ押しして来そう。
そして悲しいかな今回でタンタンが退場…orz
最後に燕青の秀麗に対する気持ちを暴いて退場しやがったw
確かに燕青はカッコイイ。どう見てもカッコイイ。
本当タンタン鋭いな。いつか本当に静蘭をフルボッコにしてやってくれw
劉輝はもう、十三姫を妃にすれば良いと思う。
うー様が秀麗だけは駄目だと釘を刺してきたあたり、秀麗の特異性を仙洞省は知っていた事になる。
更に秀麗の異変の進行に、龍蓮が気付いた。
クロが秀麗の体内に侵入、クロが「何」なのかは珠翠は知っている。
そんな珠翠は、邵可と薔薇姫が最初に育てた娘。
つまり形的には秀麗のオネータマ。
だからこそ操られていても、秀麗の名前には顕著に反応する訳か…。
とまぁ、「白虹~」は非常に読みごたえありました。
次あたり短編希望…茗才祭りを希望w