Iが、堂上夫妻のラブラブを見せつけられた、甘~い内容だったので、IIもそんなのを期待していたら、とんでもなかったw
Iの甘さに対して、IIはもの凄くスパイスが効いていた。
柴崎、超ハード。
以下、盛大なネタバレを含みます。
前半は、相変わらずイチャコラしてる堂上夫妻だが、メインは緒方副隊長の話と、堂上と小牧の昔話。
緒方副隊長はわりと好きなキャラだったんですが、こんな化け方をするとは。
想像していたより、良いネタを持っていた緒方さん。
生き方も恋愛もなかなか不器用ですね。
不器用だから、何年も何年も一人の女性を想い続けている。
もう玄田と折口カップルと一緒に、還暦過ぎたら籍入れるといいよw
堂上と小牧の昔話。
と言うか、郁の部下の吉田、毬江ちゃんに目を付けるのは良い趣味だが、小牧の前でそんな事言ったら、「その子に何かちょっかい出したら、殺すよ?」と、極上の笑顔で言われても仕方ない罠w
さて堂上であるが、本人の自覚の通り、昔の堂上は郁と似ている。
小牧と手塚はそこまで似てはいないものの、やってる事はこの二組は同じだw
…若さって怖いわー…。
そしてお待ちかねの、堂上版熊殺し。
「熊だと認識した上で、勝ちに行くとは大した度胸だ!」
と、あの玄田に言わしめた堂上w
まさに似たもの夫婦。
そして郁には色々と弱い堂上カワユス。
後半は、相変わらずイチャコラしてる堂上夫妻だが、メインは柴崎と手塚の話。
ストーカー被害が半端ない、我らが柴崎女史。なかなかキツい出来事が津波の様に押し寄せてきます。
「津波は最後が一番でかい」とは玄田の言だが、まさに柴崎に襲いかかった最後の津波は酷いものだった。
しかしながら、この一件で柴崎と手塚は収まる所に収まった訳で。
結婚しちゃったよ,、'`,、(゚∀゚)'`,、'`
この一件のお陰で、手塚も兄と折り合いをつけられた訳で。
慧曰わく「親の仇を取るような紋切り口調で結婚を前提にした付き合いを報告された」とか、想像がつき過ぎるw
全編を通して、有川さんは話の展開が上手くて。オチの想像はつくのだけど、そんな道筋で!と言う感じで。
悪者の書き方も非常に好みです。
次巻もある様で、楽しみです。
毬江ちゃんもブーケ貰ってましたし、期待しちゃいますよ?